マイニング

 

1.お客様が気になる情報を伝える

“課題がない”から引き出せない?

 「今のままでいい」「問題はない」と断られるお客様でも、課題とは言えなくても、気になること=潜在ニーズはあります。
ロジャースによれば、お客様の9割近くは「潜在客」です。「もっと手間やムダをなくしたい」「実は不満や不安がある」とか、「お客様や市場の変化」を気にされています。
気にはなるが、そのままにされている困りごと=潜在ニーズを、解決すべき課題=顕在ニーズへと変えることが「課題を引き出す」ことで、営業活動の最も大きな課題です。

 

トップ営業は、“情報”を活用して潜在客からニーズを引き出す
 
トップ営業とふつうの営業では、成果に4倍の差があると言われますが、この差は商談化率の違いです。
ふつうの営業は提案しても10%程しか商談化できないのに、トップ営業は50%を超えます。
お客様の8~9割はニーズが顕在化していない潜在客ですが、トップ営業は様々な情報を活用して、潜在客からニーズを引き出します。
1~2割しかいない顕在客にしか営業できない“ふつうの営業”と比べ、トップ営業が何倍も成果が出せるのも当然です。

 

 

2.断り文句には、足らなかった情報が隠れている

お客様が警戒されるのは「情報が足らない」から

お客様は「営業は都合のいいことしか言わない」と思われて、警戒されています。
そのため営業の話しに敏感で、「情報が足らない」と感じられたらすぐ断り文句を言われてしまいます。

お客様の断り文句は、営業の情報不足の結果です。
断り文句を振り返るのは気分のいいものではありませんが、よく聞く断り文句を突きとめれば、ウラ側に隠れている“足らなかった情報”に気づくことができます。

 

断り文句は、問題合意と解決合意の2段階で3タイプずつ

「今のでよい」「実績がない」「予算がない」など断り文句は様々ですが、問題合意と解決合意の2段階に分かれています。
また断り文句はお客様の行動特性で、反発型/不安型/否定型の3タイプに分類できます。段階とあわせて計6パターンに整理できます。

「2段階・3タイプ=計6パターン」を使えば、よく聞く断り文句の見当がすぐつき、営業活動で“足らなかった情報”を的確に補うことができます。

 

 

3.潜在客にヒットし、ニーズを引き出す情報を見つけ出す

弊社はマーケティングリサーチの経験・実績が豊富

繁忙される御社に代わって、ユーザー調査や現場取材、様々なデータやニュースなどの情報源を活用し、「潜在客にヒットして、ニーズを引き出す情報」を掘り起こします。

 

情報のマイニング手法の使用例は、Case Studyでご紹介しています。ぜひご参照ください。

Case 1. テストマーケティングで発見<自動車販売店>

Case 2.トップ営業インタビューで発見<リフォーム工事店>

Case 3.仮説立案&検証で発見<医療機器メーカー>

Case 4.競合分析で発見<建材メーカー>

Case 5.営業実態調査で発見<什器メーカー>