コンテンツとデザインを診断して、営業ツールの改善余地を明示します。
競合先と比較診断すればさらに効果的です。
見た目はよくても、内容がありきたりでピンとこないカタログやホームページ、パンフレットなどの営業ツールがよくあります。自社に強みがあっても、ぱっと見て、お客様の目に留まるようにアピールされていなければ宝の持ち腐れです。
営業ツール診断では、ツールのコンテンツやデザインにヌケがなく、ユーザーに価値が伝わるツールになっているかを診断します。さらに競合先のツールと比較診断すれば、自社ツールの強みや弱点がひと目で見てわかり効果的です。
コンテンツのチェックポイント
・顧客視点:スペック訴求から抜け出せてないなど、売り手視点でとどまっていないか
・具体化 :購入して得られる満足の説明が具体的になっているか、お客様まかせになっていないか
・最大化 :価値が最も魅力的に感じられる場面を特定できているか、八方美人のような訴求になっていないか
・根 拠 :価値を提供できる根拠は明確になっているか
・優位性 :競合先や従来の商品では容易に提供できなかった価値をアピールできているか
・リスク :トライアルやアフターなど、購入時のハードルを下げる提案があるか
・ぱっと見てすぐわかる:写真などの視覚効果が工夫され、重要な情報が自然と目に留まる。
・見やすさ :文字が多すぎるなどの過剰がなく洗練されている。余白も確保されている。
・気づきやすさ :視覚的な表現工夫など、見落としを防ぐ配慮がある。
価値が伝わる営業ツールを作るには「情報設計」が必要です。
カタログやパンフレットなどの営業ツールを作るとき、デザイン会社に製品の技術資料や写真を渡して、「とりあえず提案して」ということがよくあります。デザインのうまい会社なら、パンチの効いた、一見よさそうな営業ツールを作ってきますが、しかし、それが御社の価値を伝えるツールになっているかどうかは確かではありません。
価値が伝わる営業ツールを作るには、コピーやレイアウトなどの表現を全てデザイン会社まかせにするのでなく、どんな情報が必要で、どう効果的に配置するかという情報設計をしっかり検討することが必要です。
デザイン会社は、デザインのクオリティーを高めるスキルは持っていますが、御社の価値を伝える情報設計まではカバーしてくれません。営業ツール診断を活用いただくことで、価値を伝える営業ツールを作る情報設計力を高めることができます。